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2011/02/20

山スキー:燕温泉-前山

 日本スキーの発祥は上越高田連隊にオーストリア陸軍のレルヒ少佐が来日して一本杖スキーを伝授した1911年とされる。レルヒ少佐は日露戦争に勝利した日本陸軍の研究に来た訳だ。その年は関・燕経由で妙高山へ。翌年は羊蹄山を登頂し1912年秋に帰国している。
 日本スキー100年の半分以上に当たるスキー歴55年の相棒と燕温泉から妙高北東斜面の標高差1300mの大斜面滑走を計画した。ちなみに我輩は半分に満たないスキー歴45年だ。  

【山域】      北信/頸城 妙高・火打
【コース概要】燕温泉-前山-燕温泉
【メンバー】 Ume Monta
【報告者】  Monta
【日程】   11年2月19日(土)
【装備】   Dynafit170cm, Diamir-FR Garmont-Endrphin
       AtmicC6-18(95Wide)160cm Diamir-EXP Garmont-Adrenalin
【気象】     晴れ 曇り 晴れ -12~-0℃ 微風
【タイム】  燕温泉(1060)6:35-9:10(1500)9:25-10:35(1723)-11:25前山(1932)
              11:50-12:40燕温泉(1060)

 低温の好天続きの後、金曜は雪、土曜は晴れの予報だ。神奈川大井町を20時出発、妙高IC24:03割引通過。雪は激しく振り、関温泉から先は少し不安。関温泉の係員に聞くと「燕?、止まらなければ行けるよ。」では行くか。雪が激しいので温泉駐車場手前のトンネルの中に駐車仮眠とする。エビスと赤ワインで乾杯。2時就寝。

P1040342  5:15起床、駐車場へ移動する。6:35出発。-12度晴れ無風。妙高北東斜面を目指す。標高差1300mの大斜面、日当たりが悪く軽い深雪のはずだ。温泉街を出てすぐに急斜面をトラバースする夏道は無理だと判明。旧スキー場側緩斜面から沢へ入る方法を模索するが、行けそうな斜面は無い。あっさりルート変更で前山を目指す。余力が有れば妙高南面シュートへ行こう。

 尾根を忠実に登るが、かなりの痩せ尾根で斜度もきつい。結果的には南側の沢寄りを登った方が快適だと思われる。天候は晴れ、ガス、曇りと目まぐるしく変わる。日本海が見える時も有った。1600m辺りからは滑走斜面を残す為に、尾根北側を詰めてバージンスノーを残しておいた。ラッセルは膝辺り。膝を越す事も有ったが、苦にならない程度に軽い雪だ。途中からみる妙高北東斜面は、やっぱり良さそうで、何時か行ってみたい。
 
1850mで赤倉方面からのトレースに合流。人が途切れる事が無いくらいのラッシュになりペースダウン。昼前に前山に到着。先を見渡すとかなりの下り登り。妙高は遠い。前山から引返し、燕温泉で長湯に目標変更。

P1040363  滑走出だしはやや重。日が当たらない斜面は軽い。日が当たる斜面はやや重。登りトレースからはずれてフォールラインを滑っては斜滑降で戻る。1300m辺りの旧スキー場に近い辺りからは、いわゆる湿雪になってきた。

 燕温泉は硫黄含有の炭酸泉。一番駐車場に近い温泉宿で湯に浸かる。男性400円、女性500円だ。かの有名な露天は冬季閉鎖。眺めの良い室内浴場で長湯を堪能。2時出発で大井町に6時半到着。お疲れ様でした。 

写真:
http://www.photohighway.co.jp/AlbumPage.asp?un=20815&key=2346953&m=0

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2011/02/13

山スキー:高妻沢右股 乙妻山の2297峰

 太平洋側は10日夜から天気は下り坂、11日は九州・関西・関東で雪の予報だ。冬型の気圧配置なのだが、低気圧が本州南部を通過して行く。気象庁の登山天気では、高妻山は曇りで風も上部で6m/Sの予報だ。恒例の高妻沢右股に体調確認の試験に行ってこよう。  

【山域】        黒姫/戸隠 高妻・乙妻2297峰
【コース概要】 大橋1140-佐渡山コル1580-高妻沢右股-2297峰
【メンバー】  Ume Monta
【報告者】   Monta
【日程】     11年2月11日(金)
【装備】     Dynafit170cm, Diamir-FR Garmont-Endrphin
          AtmicC6-18(95Wide)160cm Diamir-EXP Garmont-Adrenalin
【気象】        曇り 薄日 小雪 -5~-12℃ 微風
【タイム】     大橋(1140)05:50-07:20佐渡山コル(1580)-07:50右股出会(1420)08:05
                  -10:20(1950)10:35-12:00(2297峰)12:30-13:00右股出会(1420)13:20
                  -14:00佐渡山コル(1580)14:10-14:50大橋(1140)
                  登行合計 1480m(440+880+160)

 大井町を10日20時15分スタート、信濃町IC24時05分、土日割引にピタリの到着。大橋着すぐに車が雪の深みにハマり20分間の悪戦苦闘した。跡を見れば右前輪は30cmの深みに落ちた様だ。スコップ作業の後はエビスと余市シングルモルトで脱出祝いと明日に乾杯、2時就寝。他に駐車無し。

P1040272kurohime  5時起床出発の段取り中に気がつけば他に5台の車有り。気温は-5度で風無しの曇り。林道は後塵を拝したが、最初の尾根途中からは別コースへ。軽めの靴上ラッセル。やや先行の二人パーティは乙妻北東斜面へ行くとの事で、高妻沢右股は貸切コースとなった。雪の様子を見ながら沢を登行。雪は安定で雪崩跡も無し。沢をつめた後の大斜面は固い層でずれるので、雪が深い場所を捜しながら登る。脛程度のラッセルで快適。

 気温は-5度から-12度の間で上がったり下がったり。早朝は薄日も差したが徐々に曇りから小雪に変わる。黒姫の外輪山が辛うじて見えたが、すぐに視界は不良になる。妙高は見えなかった。気温が低くて風が無いので、何処も濡れず快適な1日となった。稜線直下で風が出てきたので、中着を着て手袋を耐寒仕様に替え暖かい紅茶を飲み、準備万端で上がったら稜線は無風だった。クトーの使用無しで2297峰へ到着した。稜線の向こうの裾花川方面は薄っすら見えるのみ。

 頂上から大斜面、広い沢、V字谷と快適な本州パウダー(湿雪だが軽め)を標高差900mの間、貸切劇場で堪能した。この間、雪質の変化はほとんど無し。超快適滑降に相棒と「誰にも会わないのは、皆さん他のコースへ行ったのだろうか。」と話していると、スノーシューらしきトレース(4~5人か)が沢西側の尾根に取り付いているのが目に入る。佐渡山コルへのトレースは大勢でしっかり踏んだような跡で楽な登りになった。

 佐渡山コルからの下りも快適な雪質だが、雪面から30cm下に固い底が有る感じだ。狭い尾根はすでに多数のシュプールで荒れているが、それなりに楽しめた。調子に乗り過ぎて尾根下部を下り過ぎ、30mの登り返しアルバイトは余計だった。

 池の平温泉で締め、高速長野道へ。帰り道は妙高から御殿場まで雪道で、滑り止めチェックや低速車のおかげで、豊科辺りから低速道路となり6時間超の道程となった。

写真:
http://www.photohighway.co.jp/AlbumPage.asp?un=20815&key=2346181&m=0

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