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2011/01/30

山スキー:四ツ岳2011年 光と影

 裏日本は雪と低温が続き、降雪は続いている。来週から気温は上がると予報されている。横浜から近めで、北陸ほど天候が荒れていなくて、雪は降り続く。北斜面で大規模雪崩跡があまり無い斜面を捜せば四ツ岳か大崩山しか無いでしょう。
 四ツを選んでみたが、結果的に遭難一歩手前になってしまった。恥を忍んで、原因の検証と対策を検討してみるしか無いでしょうね。

【山域】        乗鞍御嶽 乗鞍 四つ岳
【コース概要】平湯キャンプ場1310m-四つ岳2744m
【メンバー】  Monta
【報告者】   Monta
【日程】     11年1月29日(土)
【装備】        Atomic 6-18 160cm(wide 95mm) Diamir-EXP Garmont-Adrenalin
【気象】        小雪 後 雪 後 吹雪

タイム        CAMP場(1310m)06:30-09:00(渡渉点1590m)迷い1.5H-14:00 (2350m)            14:30-14:50(1850m付近)-15:20(1810-1860m不毛の登行)16:30-18:40(渡渉点1590m)-CAMP場(1310m)21:00
       
 横浜は金曜19:30発、松本ICに22:15着。高速の土日割引を使うなら、ここで就寝。翌朝は4:30起床で6:00には出発出来るだろう。ナイトキャップはエビスと1カップ焼酎。

 4:30起床、熱々のミルクコーヒーをテルモスに入れるなど段取りをして、朝食はコンビニで仕入れ運転中に済ます。駐車場にはすでに車が3台いる。さすが人気の四ツ岳と思って出発仕掛けたら、どうも変だ。此処はスキー場の駐車場だ。あわててキャンプ場の駐車場に入れ直す。30分をロスした。

P1040248  いきなりの太股ラッセルが厳しい。しかし先週にウォーミングアップを済ませてあるので体は快調だ。違いは登行支柱をギリギリまで上げなくて済む。よって歩幅も延びる。ラッセルの割りに1550mまで50分で登った。さらに時間短縮にと、うんと手前で渡渉可能な処を捜す。帰りに登れそうな斜面は結局見つからず、かえって1時間半のロスになった。この時GPSは衛星探査不足で機能していない。約7~8年前のタイプで樹林帯で衛星補足能力が低い。高度計は電池切れになっている。不安も有るが9時渡渉。

 雪は軽く降っている。パウダーに似た重い雪が深い。腰ラッセルになってきた。帰りの期待感で単独の登りを楽しむ。しかし進まない。FATタイプのスキーなら、かなり違うだろうね。登りでスキートップが雪面へ上がらない。パウダーと言うより重雪だ。早く帰って片付けをしてからサッカーアジア杯の優勝戦をビールを楽しみながら見る為に、14時に情けなく2350mで登行を中止とする。

 下りは、パウダー部分と戦車と云うかブルドーザーと云うか直滑降で雪を押すような雪が部分的に出て来る。下りながら少し左に反れたらしいので右へ舵を取り直す。登りのトレースを捜しながら滑るが見つからない。降雪が登りのトレースを消しているとは、考えもしなかったので右往左往。結局大滝川右股に出てしまったようだ。しかし今一現在位置が不明で不安だ。この降雪・低温の中でビバークはしたくない。どんなに遅くなっても降りるぞ。不安な時は引返す。50度近い雪面を斜めにツボ登行、シール登行で50mを1時間掛けて登った。登ったおかげでGPSは機能し、帰りの方角も判明した。

 暗くなって、GPSとヘッドランプ・コンパスで進む。旧タイプのGPSは、停止中はコンパス機能が働かない。でも渡渉点を探すのは容易では無い。GPSとヘッデンで歩く様な速度で降りる。1650mあたりで、何故か登りトレースがうっすらと見えた。おかげで計器飛行が視界飛行になり時間も短縮できた。トレース上は良く滑る。

 渡渉点対岸ではツボ足で登ろうとしたが、最後の2mを登れず苦労した。トレースは全く見えない。最後の200mも沢へ降りすぎて雪が深く進むのに苦労した。渡渉点から1時間の予測だったが2時間20分掛かった。

P1040258  駐車場に付いたのは21時。車には25cmの積雪。上部では2~3倍の降雪だったのだろう。疲れからか帰りの高速は1時間毎の仮眠で、24時開始のサッカーアジア杯のTVには間に合わず、2時の帰還。かろうじて延長戦を観戦出来た。長友・李、最高。

教訓1)高度計の電池は1年で交換しておく。
教訓2)GPSは新しいほど感度が良い。
教訓3)GPSは停止中もコンパス機能が働く機種が良い。。
教訓4)トレースは当てにしない。(間違いトレースもある)
今更ながら、山の基本を怠ってはならない。
 
写真 http://www.photohighway.co.jp/AlbumTop.asp?key=2344430&un=20815&m=0

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2011/01/24

山スキー 黒姫北東 2011年1月

 昨夏の猛暑中から、今シーズンは厳冬で雪も多いとの長期予報だった。ラニーニャの動きと日本海の海水温が高いのが理由だそうだ。正月のニセコは30数年間で初めて経験した東風が毎日吹いて雪は期待はずれだったが、その直後から全国的に西高東低の気圧配置で日本海側は低温・多雪の冬となっている様だ。低温が続く限りは深雪が楽しめそうだ。
 
【山域】       北信/頸城 黒姫山 
【コース概要】高沢発電所725m-林道1200m-黒姫山外輪山1900m折返し
【メンバー】  Ume Monta
【報告者】   Monta
【日程】    2011年1月22日(土)
【装備】    ダイナフィット170cm, ディアミールFR, ガルモント-エンドルフィン
        アトミックC6-18 160cm ディアミールEXP ガルモント‐アドレナリン
【気象】      小雪 視界は良好(妙高が見えたり隠れたり) 弱風 -5~-10度
【タイム】   高沢発電所(725m)06:50-08:50林道CUT点(1185m)-
        10:35(1640m)11:20-12:30外輪山(1900m)13:05-
        13:45林道分岐(1185m)-14:10高沢発電所(725m)
 
 神奈川の大井町は19:40発。道中は晴天で車中からはオリオン座が良く見える。昨年のような高速の事故閉鎖も無く、順調に妙高高原ICに23:15着。高速料金の土日割引待ちはサッカーアジア杯準々決勝を観戦。後半開始から劇的な幕切れまで、時間の経つのも忘れて楽しめた。エッセン買出して、車中宴会は24:40スタート。ビール・ハイボール・黒霧島と馬タン・おでん。就寝は2時?

97d8  5時起床・5時45分発(予定)、が寝過して6時の起床、ヘッドランプで準備をしたら6時50分出発になった。もう薄明るくヘッデン不要。小雪が舞うも視界は良好、気温は-5度。雪は軽めで靴程度のラッセル。気温が上がらなければ雪質は変らないだろう。

 水源地を西から回り込み、林道のヘアピンカーブから尾根に入り込む。1400m辺りまでは濃い杉の植林帯になっている。間伐も下枝払いもしていないようだ。1500m辺りから雪は深くなり膝程度のラッセル。トップが浮き難い重めの深雪。でもきっと「激パウとか書く人がいるだろうな。」と相棒と笑いあう。新調のG3のシールは特に不可も無し。外輪山へは昼過ぎの到着になってしまった。尾根上はやはり風が出ている。1900mから頂上まで地形図上では良い斜面だが実際は濃い樹林と雪庇なのでパスする。

P1040223  下りは登行した尾根の西側の沢の左岸を選ぶ。木立は少し五月蝿いが、フェイスショットの深雪が楽しめた。湿り雪で少し重めだが、北海道と比べなければ上々の雪だ。1400m辺りから杉林に入るが、ボーゲンでも良く滑るし、多少開けた場所も有り快適に林道へ出た。林道から下も雪は良く滑る。最後の急斜面に掛かる頃は少し気温が上がったか湿雪気味になって来た。

 山行の仕上げは、杉野沢温泉の公営温泉苗名の湯。くたびれた腰の辺りが伸びる感じで心地良い。3時半出発で大井町7時着。

写真:

http://www.photohighway.co.jp/AlbumPage.asp?un=20815&key=2343794&m=0

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